募 金 趣 意 書

謹啓　

同窓会員の皆様には、ますますご清祥のこととお慶びを申し上げます。日頃から、母校及び同窓会発展のため、格別のご高配をいただき心からお礼を申し上げます。鷹揚同窓会では、「やんぼし育英奨学金」や「同窓会特別表彰」、「全国大会出場激励」など機会をとらえて後輩の活躍を支援しています。

さて、皆様すでにご案内のとおり、大津高校サッカー部が去る11月16日の全国高等学校サッカー選手権大会県予選決勝において、東海大学付属熊本星翔高校を破り、四年連続２１回目の全国大会出場権を獲得しました。今大会は、準々決勝の慶誠高校に5－0、準決勝のルーテル学院高校を8－0で撃破しました。決勝戦は前半をスコアレスで折り返すも、後半に入るとFW山下君のハットトリックなどで4－0と快勝し、17得点無失点で制しました。今年も新人戦、県高校総体と合わせて県内三冠の偉業達成となります。

また、11月24日に行われた高校年代最高峰のプレミアリーグWEST第20節でも、静岡学園を２－１で破り高体連チームとして初優勝、12月15日に開催されるプレミアリーグファイナルへの出場権を勝ち取りました。今年は、伝統のサイド攻撃や強度のあるセットプレーを武器に、「全国制覇」が狙えるチームに仕上がっています。全国大会の初戦は、１２月２９日（日）１２時５分から福井県代表の福井商業高校と千葉県立柏の葉公園総合競技場で対戦します。福井商業高校は県大会準決勝で北陸高校、決勝で丸岡高校をそれぞれPK戦で破って17年ぶり二回目の出場を勝ち取った粘り強いチームです。一戦必勝のトーナメントを勝ち上がって、悲願を達成してほしいと願っています。

ところで、プレミアリーグファイナル及び全国選手権大会への出場には、選手諸君のほか応援生徒の派遣など多額の出費が必要となります。鷹揚同窓会としては、大高イレブンが憂いなく戦えるよう、精いっぱい支援したいと考えています。物価高騰の折、誠に心苦しく存じますが諸事情をご賢察のうえ、募金活動にご理解ご協力賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

謹言